レスベラトロールとケルセチンの生理学的用量が一次筋管のグルコース代謝に及ぼす影響
Effects of Physiological Doses of Resveratrol and Quercetin on Glucose Metabolism in Primary Myotubes
- 著作名:
- Itziar Eseberri
- Claire Laurens
- Jonatan Miranda
- Katie Louche
- Arrate Lasa
- Cedric Moro
- Maria P. Portillo
- 出典:
- International Journal of Molecular Sciences
- 2021
- 22
- 1384
- DOI:
- 10.3390/ijms22031384
- 要旨:
- ヒト由来筋管を用いて、ケルセチンおよびレスベラトロールの、グルコース代謝への影響を調べた。通常状態でのケルセチンは、AMPKとIRS-1を増大させ、AS160のリン酸化を促した。インスリン刺激下でのケルセチンは、GSK3βを増加させた。一方レスベラトロールは、AMPKおよびGSK3βへのリン酸化速度を向上させた。両者ともpgc1の発現を上方調節し、筋管中にてインスリン刺激によるグリコーゲン合成を活性化し、乳酸産出を減少させた。