ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチン予防: ラットの肺における酸化ストレス・ホスホジエステラーゼ-5活性・経血管漏出の低酸素媒介性増加を防ぐ新しいアプローチ

Quercetin Prophylaxis: A Novel Approach to Prevent Hypoxia-Mediated Increase in Oxidative Stress, Pde-5 Activity and Transvascular Leakage in the Lungs of Rats

著作名:
Tripathi A
Kumar B
Kumar M
Kaur P
Sagi SSK
出典:
Journal of Pulmonary Medicine & Respiratory Research
2021
2021
10.24966/PMRR-0177/100041
DOI:
10.24966/PMRR-0177/100041
キーワード:
ラット
ケルセチン
タダラフィル
低酸素
抗酸化作用
肺保護
動物実験
要旨:
ラットにケルセチンかタダラフィルのいずれかを投与して1時間後に、7,620 mの低酸素状態に6時間曝した。薬物間の効果を比較したところ、ケルセチンは有意に肺中の活性酸素とマロンジアルデヒドを減少し、GSHを増大し、ホスホジエステラーゼ-5の活性を低下させた。ET-1の発現の低減と一酸化窒素の増大に関しても、ケルセチンの優位性を認めた。