L-チロキシンで誘発した甲状腺機能亢進症のモデルラットにおける、ナリンギン・ヘスペリジン・ルチンの抗甲状腺効果: チロキシン-5′-脱ヨウ素酵素が媒介する可能性
Antithyroid effects of naringin, hesperidin and rutin in l-T4 induced hyperthyroid rats: Possible mediation through 5′DI activity
- 出典:
- Pharmacological Reports
- 2014
- 66
- 1092-1099
- DOI:
- 10.1016/j.pharep.2014.07.002
- 要旨:
- ラットにL-チロキシンを投与すると、血中のトリヨードチロニンと肝組織中のマロンジアルデヒド濃度をが高まり、甲状腺機能亢進症の症状を呈した。ルチン、ナリンギン、ヘスペリジンのいずれも、肝組織にてヒドロキシラジカルを抑制し、甲状腺機能を阻害した。