ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

コバルト-ケルセチン複合体の抗糖尿病活性:糖尿病治療の新しい潜在的候補

Antidiabetic activity of cobalt–quercetin complex: A new potential candidate for diabetes treatment

著作名:
Mohamed M. Hassanien
Entsar A. Saad
Kholoud H. Radwan
出典:
Journal of Applied Pharmaceutical Science
2020
10
44-52
DOI:
10.7324/JAPS.2020.101206
キーワード:
糖尿病
コバルトーケルセチン錯体
空腹時血糖値
ラット
動物実験
要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病モデルラットを用いる、ケルセチンーコバルト錯体の薬効評価。ケルセチンーコバルト錯体は空腹時血糖値を下げ、HbA1C・AST・ALT・一酸化窒素・クレアチニン・尿素・尿酸・マロンジアルデヒドを低下させた。また、血中アルブミン濃度・全抗酸化能・SODを上昇させ、脂質プロファイルと病理組織を改善した。