ケルセチンとシンナムアルデヒドは、ミラビリス変形菌分離株に抗病原性活性を示す: 群がる運動性と尿素分解酵素の阻害
Quercetin and Cinnamaldehyde Show Antipathogenic Activity Against Proteus mirabilis Isolates: Inhibition of Swarming Motility and Urease Activity
- 出典:
- FLORA
- 2020
- 25
- 76-83
- DOI:
- 10.5578/flora.69001
- 要旨:
- ケルセチンは、通性嫌気性のグラム陰性桿菌であるミラビリス変形菌の群がる運動性を濃度依存的に阻害した。一方でシンナムアルデヒドは、尿素分解酵素を阻害した。従って、天然に多く存在しかつ無毒の両者の相乗的な作用で、尿路感染症の治療が期待できる。