ケルセチンは接着斑を抑制して、大腸菌O157:H7の上皮細胞への接着を防ぐ
Quercetin Prevents Escherichia coli O157:H7 Adhesion to Epithelial Cells via Suppressing Focal Adhesions
- 出典:
- Frontiers in Microbiology
- 2019
- 9
- 3278
- DOI:
- 10.3389/fmicb.2018.03278
- 要旨:
- Caco-2細胞に病原性大腸菌O157が感染すると、細胞接着分子インテグリンβ1が増大する。しかし予めケルセチン処置を施すと、インテグリンβ1に干渉するため、感染を防止できた。また、O157がもたらす細胞接着をケルセチンが減少させた。