ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

糖尿病妊娠マウスの子宮受容性マーカーと胚盤胞着床率に対するケルセチンの保護効果

Protective effects of quercetin on uterine receptivity markers and blastocyst implantation rate in diabetic pregnant mice

著作名:
Ayeh Bolouki
Fatemeh Zal
Zohreh Mostafavi-pour
Azizollah Bakhtari
出典:
Taiwanese Journal of Obstetrics and Gynecology
2020
59
927-934
DOI:
10.1016/j.tjog.2020.09.038
キーワード:
妊娠マウス
胚盤胞
着床
糖尿病
ケルセチン
動物実験
要旨:
妊娠の初期段階のステージ、胚盤胞の子宮への着床に着目した研究。糖尿病モデルマウスは着床部位が40%減少するが、予めケルセチンを投与すると、正常マウスと同等レベルにまで増加した。また、着床に関連するマーカー(IGF1・インテグリン・COX2)も、糖尿病になると減少するが、ケルセチンの投与で増大した。着床部位および関連マーカーの増大は、正常マウスにケルセチンを投与した際にも認められた。