ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

Candida albicansによる敗血症性関節炎におけるルチンの治療効果

Rutin has therapeutic effect on septic arthritis caused by Candida albicans

著作名:
Yongmoon Han
出典:
International Immunopharmacology
2009
9
207-211
DOI:
10.1016/j.intimp.2008.11.002
キーワード:
マウス
真菌
敗血症
関節炎
ルチン
抗酸化作用
抗真菌作用
動物実験
要旨:
菌類が原因となる関節炎のモデルとして、日和見病原性酵母Candida albicansを作用させたマウスを用いた薬効評価を行った結果、足のむくみを有意に改善した。ルチンは、マクロファージが産出するNO合成酵素を阻害し、T-細胞の増殖を抑制した。ルチンの抗酸化作用による免疫系の制御と、抗真菌作用との相乗効果と考える。