リンデンが誘発するマウスの脳毒性の緩和におけるケルセチンの役割: 酸化応答と代謝状態の観点から
Role of Quercetin in the Mitigation of Lindane Induced Toxicity in Terms of Oxidative Responses and Metabolic Status in Mice Brain
- 出典:
- Current Bioactive Compounds
- 2021
- 17
- e010621188266
- DOI:
- 10.2174/1573407216999201123193457
- 要旨:
- 有機塩素系殺虫剤リンデンをマウスに投与すると、脳内のチオバルビツール酸反応性物質・カルボニル化蛋白質・GPxが上昇し、カタラーゼ・GSH・クエン酸合成酵素の活性が弱まった。しかし、予めケルセチンを投与すると、これらのパラメータを回復し、かつ大幅に改善した。