ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

抗マラリア薬とルチンの同時投与は、原虫に感染したマウスのミトコンドリアを介したアポトーシスを逆転する

Regulated rutin co-administration reverses mitochondrial-mediated apoptosis in Plasmodium berghei-infected mice

著作名:
Olanlokun John Oludele
Balogun Abayomi Adisa
Olorunsogo Olabode Olufunso
出典:
Biochemical and Biophysical Research Communications
2020
522
328-334
DOI:
10.1016/j.bbrc.2019.11.067
キーワード:
マラリア
感染
マウス
抗マラリア薬
ルチン
細胞損傷
アポトーシス
要旨:
マラリアに感染するとミトコンドリアが機能しなくなり、抗マラリア薬による細胞損傷の原因となる。マラリア原虫に感染させたマウスに抗マラリア薬とルチンとを共投与すると、このような細胞損傷を緩和する。メカニズムとして、ルチンによるアポトーシスの抑制が示唆される。