ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

マラリア原虫NK65に感染したマウスの炎症性サイトカインおよび免疫グロブリンに対する、ルチンとのアルテキンとの併用療法の影響

Influence of Artesunate Combinative Therapy Co-Administration with Rutin on Inflammatory Cytokines and Immunoglobulins in Plasmodium berghei-Infected Mice

要旨:
ルチンは、既存薬アルテキンの治療効果を増強した。マラリア原虫NK65に感染したマウスに組合せを投与すると、アルテキン単独時と比べて顕著に、血小板と好中球を増大させた。組合せはまた、白血球とリンパ球は正常値に近づけ、酸化脂質・XO・SODを減少させ、還元型グルタチオンのレベルとGST活性の向上も認めた。