ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

COVID-19治療におけるケルセチンの抗炎症作用

Anti-inflammatory potential of Quercetin in COVID-19 treatment

著作名:
Ali Saeedi-Boroujeni
Mohammad-Reza Mahmoudian-Sani
出典:
Journal of Inflammation
2021
18
3
DOI:
10.1186/s12950-021-00268-6
キーワード:
総説
COVID-19
SARS-CoV-2
ケルセチン
抗炎症作用
NLRP3インフラマソーム
要旨:
SARS-CoV-2は、重度の炎症性肺炎を引き起こす。COVID-19の治療に、ケルセチンをどう活かすかを念頭に置いて、ケルセチンの抗炎症作用をまとめた総説。ケルセチンが有するNLRP3インフラマソーム阻害作用を中心に論じ、腸内細菌叢・オートファジー・自己免疫疾患・メタボリックシンドロームへの効果にも言及している。