成人COVID-19患者における、有望な栄養補助食品としてのケルセチン
Oral Quercetin in Adult Patients as a Potential Nutraceutical against Coronavirus Disease 2019 (COVID-19)
- 出典:
- Journal of Advances in Medical and Pharmaceutical Sciences
- 2021
- 23
- 1-7
- DOI:
- 10.9734/jamps/2021/v23i330222
- 要旨:
- ケルセチンによる、COVID-19の重症化予防と治療効果を検証した初の臨床研究。COVID-19陽性と診断された52名(内、20名は何らかの予防措置を受けた者)を対象とした。ケルセチン300 mg、ビタミンB類5種300 mgから成るカプセルを1日1回朝食前に服用し、7~8日後の状態を評価した。その結果、他の予防処置をしない32名の内、24名(75%)が治癒し、4名(13%)が入院した。予防処置をした20名に関しては、15名(75%)が治癒し、6名(30%)が入院した。ケルセチンの効果として、治癒には有意差を示したが(P=0.084)、重症化の予防(すなわち、入院を要した患者の低減)には有意差がなかった(P=0.166)。有望な結果だが、更なるエビデンスの強化には、ランダム化二重盲検試験が必要である。