ケルセチンとその誘導体の、抗ウィルス作用と細胞毒性に関する新しい洞察: 生化学的な展望
New insights into antiviral and cytotoxic potential of quercetin and its derivatives – A biochemical perspective
- 出典:
- Food Chemistry
- 2021
- 334
- 127508
- DOI:
- 10.1016/j.foodchem.2020.127508
- 要旨:
- インフルエンザウィルスのRNAポリメラーゼPB2と天然物ライブラリー約9700万化合物(内、ケルセチン誘導体が410個)との親和性を計算して、仮想スクリーニングを行った。その結果、ケルセチン-3'-グルクロン酸を、抗インフルエンザ薬の有力候補と予測した。あくまでも予測であり、実際に効いたデータではない。