ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンとその誘導体の、抗ウィルス作用と細胞毒性に関する新しい洞察: 生化学的な展望

New insights into antiviral and cytotoxic potential of quercetin and its derivatives – A biochemical perspective

要旨:
インフルエンザウィルスのRNAポリメラーゼPB2と天然物ライブラリー約9700万化合物(内、ケルセチン誘導体が410個)との親和性を計算して、仮想スクリーニングを行った。その結果、ケルセチン-3'-グルクロン酸を、抗インフルエンザ薬の有力候補と予測した。あくまでも予測であり、実際に効いたデータではない。