ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

アクリルアミドまたはガンマ線が誘発する脳損傷へのルチンの保護効果: PI3K/AKT/GSK-3β/NRF-2シグナル伝達経路の役割

Protective effect of rutin against brain injury induced by acrylamide or gamma radiation: role of PI3K/AKT/GSK-3β/NRF-2 signalling pathway

著作名:
Noura M. Thabet
Enas M. Moustafa
出典:
Archives of Physiology and Biochemistry
2018
124
185-193
DOI:
10.1080/13813455.2017.1374978
キーワード:
アクリルアミド
ガンマ線
神経損傷
ルチン
PI3K/AKT/GSK-3β/NRF-2
動物実験
要旨:
アクリルアミドもしくはγ-線の照射で惹起した神経損傷を、ルチンは効果的に保護した。ルチンは、PI3K/AKT/GSK-3β/NRF-2シグナル伝達を活性化させ、関連蛋白質(p-PI3K、p-AKT、p-GSK-3βなど)の発現を促進した。また、損傷後にルチンが脳組織を再構築した。