ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

高血圧の雄ラットにおける、ケルセチンの投与と生殖機能

Dietary Supplementation of Quercetin and the Reproductive Functions in Hypertensive Male Rats

著作名:
Ahmed A. Abd Al-Fattah
Yasser M. Abd El-Raouf
出典:
Medical Journal of Cairo University
2019
87
535-545
DOI:
10.21608/MJCU.2019.52419
キーワード:
高血圧
ラット
L-NAME
生殖器不全
精子保護
動物実験
要旨:
高血圧に起因する生殖器不全の治療および予防法を、in vivoで初めて検証した論文。高血圧モデルラットにL-NAME (アルギニンの誘導体)を作用させると、血圧が上昇し精子の運動性・生存率が低下した。しかしケルセチンを同時に投与すると、このような異常を回避できた。ケルセチンはまた、高血圧が惹起する、黄体形成ホルモン・卵胞刺激ホルモン・テストステロンの減少を、ケルセチンが保護した。