シクロホスファミド誘発肝腎酸化/炎症性ストレスは雄ラットの免疫抑制性インドールアミン2,3-ジオキシゲナーゼを悪化させる: ケルセチンによる軽減
Cyclophosphamide instigated hepatic-renal oxidative/inflammatory stress aggravates immunosuppressive indoleamine 2,3-dioxygenase in male rats: Abatement by quercetin
- 著作名:
- Azubuike Peter Ebokaiwe
- Doris Olachi Obasi
- Rex Clovis C. Njoku
- Sharon Osawe
- Olasiende Olusanya
- Winner O. Kalu
- 出典:
- Toxicology
- 2021
- 464
- 153027
- DOI:
- 10.1016/j.tox.2021.153027
- 要旨:
- 抗癌剤シクロホスファミドで惹起したラットの肝および腎毒性は、ケルセチンが軽減した。シクロホスファミドの単独投与群とケルセチンとの共投与群を比較すると、ケルセチンはAST・ALT・ALP・尿素・クレアチニンを顕著に低下させ、肝および腎機能の改善を示した。シクロホスファミドがもたらした、肝および腎組織における免疫抑制性の酵素(インドールアミン2,3-ジオキシゲナーゼおよびトリプトファン2,3-ジオキシゲナーゼ)の活性上昇も、ケルセチンが緩和した。