ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

炎症誘導性サイトカインの阻害・Bcl-2の上方調節・Baxの下方調節を介して、ルチンはアクリルアミドが誘発した神経障害性疼痛を軽減する

Rutin Attenuates Acrylamide Induced Neuropathic Pain via Inhibition of Proinflammatory Cytokines, Up-Regulation of Bcl-2 and Down-Regulation of Bax

著作名:
Sathuluri Vineela
Santh Rani Thakur
出典:
International Journal of Life science and Pharma Research
2021
11
25-33
DOI:
10.22376/ijpbs/lpr.2021.11.1.L25-33
キーワード:
アクリルアミド
ラット
神経障害性疼痛
ルチン
神経スコア
酸化ストレス
動物実験
要旨:
アクリルアミドで惹起したラットの神経障害性疼痛を、ルチンが効果的に保護した。ルチンの投与は、アクリルアミドが悪化させた神経スコアおよび酸化ストレスを改善した。ルチンはBcl-2の発現を上方調節し、炎症誘導性マーカー(TNF-α・IL-6・Bax)は下方調節した。