ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

卵巣摘出ラットモデルにおける、子宮と血中の代謝関連因子へのケルセチン・ビタミンE・エストロゲンの影響

Effects of quercetin, vitamin E, and estrogen on Metabolic-Related factors in uterus and serum of ovariectomized rat models

要旨:
卵巣を摘出したラットに、ケルセチンとビタミンEとの組合せを投与した。その結果、グルコースとアディポネクチンが顕著に低下し、子宮におけるAdipoR1・nesfatin1・GLUT4の遺伝子発現が増大した。これらは、ケルセチンおよびビタミンEをそれぞれ単独投与した時より効果的であり、かつ、ポジコンのエストロゲンと同等であった。よって、組合せは、エストロゲン療法の代替となる可能性を示唆した。