ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはブタの子宮平滑筋収縮に影響を与える

Quercetin affects uterine smooth muscle contractile activity in gilts

要旨:
未熟期、発情期、妊娠初期のそれぞれにあるブタより子宮筋層を採取して、等尺性収縮(関節動作を伴わない静的な収縮)を観察した。ケルセチンは、発情期および妊娠初期の子宮筋層にのみ、収縮の度合いを減少した。ケルセチンはまた、収縮の頻度も減少させたが、最も高かったのが発情期で、未熟期が最も低かった。以上、ケルセチンの子宮平滑筋に対する弛緩効果は、ブタの状態に大きく依存した。