ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは酸化ストレスとオートファジーを軽減して、カドミウムによるラットの精巣毒性を保護する

Protective effect of quercetin on rat testes against cadmium toxicity by alleviating oxidative stress and autophagy

著作名:
Jicang Wang
Huali Zhu
Ke Wang
Zijun Yang
Zongping Liu
出典:
Environmental Science and Pollution Research
2020
27
25278–25286
DOI:
10.1007/s11356-020-08947-2
キーワード:
ラット
ケルセチン
精巣保護
抗酸化作用
オートファジー
動物実験
要旨:
カドミウムで惹起したラットの精巣毒性を、ケルセチンが効果的に保護した。カドミウムは体重を減少させ精巣を損傷するが、ケルセチンはこれらを緩和した。カドミウムはマロンジアルデヒド・P62・LC3-IIを増大させ、SOD・GPx・CAT・グルタチオンを減少させるが、これらもケルセチンが正常化した。