ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンは雄ラットの抗酸化防御と増殖細胞核抗原の免疫局在性を高めて、老化に伴う精巣の損傷を調節する

Quercetin Modulates Aging Induced-Testicular Damage Via Increasing the Antioxidant Defense and the Immunolocalization of the Proliferating Cell Nuclear Antigen in Male Rats

著作名:
Eman A. Al-Shahari
Abdelhalim A. Alkhazendar
Eman R. ElBealy
Abeer A. Alm-Eldeen
出典:
Pakistan Journal of Zoology
2021
53
1081-1088
DOI:
10.17582/journal.pjz/20191012181016
キーワード:
老化
ラット
ケルセチン
精巣保護
精子保護
動物実験
要旨:
老化を原因とする酸化的損傷から、ラットの精巣をケルセチンが保護した。30月齢の老ラットにケルセチンを投与すると、精細管の直径が84.3±5.6 μmから105.2±2.1 μmに増え、上皮の高さは21.2±3.4 μmから26±2.1 μmに増えた。ケルセチンはまた、過酸化脂質と8-ヒドロキシデオキシグアノシンを減少させ、SOD活性を上げ、テストステロン数と精子の運動性を向上させた。