カドミウムがヤギの精巣細胞に誘発した酸化毒性とアポトーシスは、ケルセチンが軽減する
Quercetin mediated attenuation of cadmium-induced oxidative toxicity and apoptosis of spermatogenic cells in caprine testes in vitro
- 出典:
- Environmental and Molecular Mutagenesis
- 2021
- 62
- 374-384
- DOI:
- 10.1002/em.22450
- 要旨:
- カドミウムで毒性を惹起したヤギの精巣細胞に、ケルセチン処置した際の緩和効果を検証した。カドミウムを起因とするアポトーシスの頻度は、ケルセチンを添加すると減少した。カドミウムが増大したマロンジアルデヒドはケルセチンが減少させ、低下した抗酸化能(カタラーゼ・SOD・GSTの各活性)もケルセチンが回復した。