ケルセチン・ルチン・ナリンゲニン・エピカテキンがヒト精子に及ぼす脂質過酸化の影響
Effect of quercetin, rutin, naringenin and epicatechin on lipid peroxidation induced in human sperm
- 出典:
- Reproductive Toxicology
- 2012
- 34
- 651-657
- DOI:
- 10.1016/j.reprotox.2012.10.002
- 要旨:
- 脂質が酸化的に分解されるような過酷な条件では、精子は生存不可能である。しかし、ルチンおよびケルセチンの優れた抗酸化作用は、酸化条件下における精子の生存率を濃度依存的に改善した。なお、ナリンゲニンの保護効果は低く、エピカテキンには効果がなかった。