ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチン-3-ルチノシド(ルチン)は、放射線が誘発したC57bl6マウスの遺伝子毒性と酸化的損傷を保護する

Quercetin 3 Rutinoside Facilitates Protection Against Radiation Induced Genotoxic and Oxidative Damage A Study in C57bl 6 Mice

著作名:
Savita Verma
Ajaswrata Dutta
出典:
Defence Life Science Journal
2021
6
128-137
DOI:
10.14429/dlsj.6.16219
キーワード:
マウス
ルチン
ガンマ線
抗酸化作用
骨髄保護
動物実験
要旨:
予めルチンを投与したマウスに、2 Gyのガンマ線を照射した。ルチンは投与量依存的にフリーラジカルを除去し、金属イオンを捕捉して、過酸化脂質の生成を阻害した。ルチンはまた、血中および肝組織中のGSHを上昇させ、マロンジアルデヒドを減少した。骨髄細胞においては、放射線による異常(二動原体・リング・断片・端から端までの会合・ロバートソン転座)と活性酸素が著しく低下した。