ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

拘束ストレスに起因するマウスの精子形成異常への、ルチンが果たす保護的役割

Protective roles of Rutin against restraint stress on spermatogenesis in testes of adult mice

著作名:
Asif Mehfooz
Quanwei Wei
Kaizhi Zheng
Mohamed Babo Fadlalla
Gracijela Maltasic
Fangxiong Shi
出典:
Tissue and Cell
2018
50
133-143
DOI:
10.1016/j.tice.2018.01.003
キーワード:
拘束ストレス
マウス
ルチン
精子保護
動物実験
要旨:
拘束ストレスは、マウスの精子形成に悪影響を及ぼすが、ルチンはこれを改善する。1日4時間、円錐形の容器で身動き出来なくしたマウスは、体重・精巣・精巣上体・胸腺・内臓脂肪が縮小し、精子のテストステロン濃度・数・運動性・生存性が減少し、血中アドレナリン・副腎腺・異常精子が増大した。ルチンは、これらの異常を正常化した。