ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

五酸化二バナジウムがオスラットに誘発する酸化ストレスと生殖ホルモンかく乱は、ケルセチンが緩和する

Quercetin Mitigates Vanadium-Pentoxide-Induced Oxidative Stress and Reproductive-Hormone Disruption in Male Rats

著作名:
Tamer S. Imam
Walaa M. Elhady
Rasha Thabet Metwaly Alam
Haiam A. Mohammed
出典:
Advances in Animal and Veterinary Sciences
2020
8
490-498
DOI:
10.17582/journal.aavs/2020/8.5.490.498
キーワード:
五酸化二バナジウム
ラット
ケルセチン
精子保護
抗酸化作用
動物実験
要旨:
五酸化二バナジウムで惹起したラットの生殖障害を、ケルセチンが効果的に保護した。バナジウムは精子形成を阻害し、精子の運動性と総数を減少させ、異常精子が増大した。しかし、ケルセチンはこのような状態を正常化した。また、ケルセチンの抗酸化ストレス作用は、マロンジアルデヒドを減少させ、GSHとカタラーゼを活性化した。