呼吸窮迫症候群の肺上皮の脂質過酸化に対する、N-アセチルシステインとルチンの保護効果
Protective effects of N-acetylcysteine and rutin on the lipid peroxidation of the lung epithelium during the adult respiratory distress syndrome
- 出典:
- Shock
- 2000
- 13
- 14–18
- DOI:
- ?
- 要旨:
- 呼吸窮迫症候群の青年36名を対象とする、臨床研究。ランダムに患者を3群に分けた: コントロール(プラセボ)群・N-アセチルシステイン(NAC)単独群・NAC/ルチン併用群。6日間の投与期間で、気道上皮被覆液中のマーカーの変化をモニタした。その結果、併用群はエタン・マロンジアルデヒドが有意に減少し、GSHは30%増加した。よって、NAC/ルチンの併用は、呼吸窮迫症候群の肺保護に有効であると結論した。