ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

妊娠中のマウスが微小粒子状物質に曝露した際の、母体免疫・酸化ストレス・炎症に対するケルセチンの保護効果

The Influence of Quercetin on Maternal Immunity, Oxidative Stress, and Inflammation in Mice with Exposure of Fine Particulate Matter during Gestation

著作名:
Wei Liu
Minjia Zhang
Jinqiu Feng
Aiqin Fan
Yalin Zhou
Yajun Xu
出典:
International Journal of Environmental Research and Public Health
2017
14
592
DOI:
10.3390/ijerph14060592
キーワード:
妊娠マウス
PM2.5
T細胞
炎症性サイトカイン
母性保護
動物実験
要旨:
妊娠したマウスが微小粒子状物質PM2.5に暴露した際の影響と、ケルセチン投与との関係を検証した。PM2.5は末梢血中のT細胞数を上昇させ、これに伴ってIL-2・IL-6・IL-8・HO-1が増大した。ケルセチンは、T細胞(CD4+およびCD8+)を減少し、炎症性サイトカイン(特にIL-6とIL-8)の産出を阻害した。