ストレプトゾトシンが誘発する糖尿病ラットに、抗酸化作用を伴うTNF-α・C反応性蛋白質・脳性ナトリウム利尿ペプチドの変化を介して、ルチンは心保護効果を発揮する
Cardioprotective effects of rutin via alteration in TNF-α, CRP, and BNP levels coupled with antioxidant effect in STZ-induced diabetic rats
- 出典：
- Molecular and Cellular Biochemistry
- 2016
- 420
- 65–72
- DOI：
- 10.1007/s11010-016-2767-1
- 要旨：
- ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病性心筋症の病態モデルラットを用いる、ルチンの薬効評価。ルチンの投与は、心電図の諸数値・総抗酸化物質・心筋の炎症および変性を正常化した。ルチンはまた、TNF-α、C反応性蛋白質、脳性ナトリウム利尿ペプチドを有意に低下させた。