ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ドキソルビシンが誘発する心毒性は、ルチンがオートファジーとアポトーシスを調節して軽減する

Rutin attenuates doxorubicin-induced cardiotoxicity via regulating autophagy and apoptosis

著作名:
Yanyan Ma
Lifang Yang
Jipeng Ma
Linhe Lu
Xiaowu Wang
Jun Ren
Jian Yang
出典:
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Molecular Basis of Disease
2017
1863
1904-1911
DOI:
10.1016/j.bbadis.2016.12.021
キーワード:
ドキソルビシン
心毒性
マウス
オートファジー
アポトーシス
動物実験
要旨:
ドキソルビシンは既存の制癌剤であるが、強い心毒性が伴う。ルチンは、ドキソルビシンに付随するマウスのオートファジーやアポトーシスを阻害するため、心保護作用を示した。メカニズムとして、関連する蛋白質Aktの活性化を阻止することが示唆された。