ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

非アルコール性脂肪肝疾患のモデルラットにおける、グルコースと脂質の代謝機能障害と関連する学習および記憶障害に対する、ケルセチンの保護効果

Protective effect of quercetin against the metabolic dysfunction of glucose and lipids and its associated learning and memory impairments in NAFLD rats

要旨:
高脂肪食で惹起した非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)のモデルラットと正常ラットとを比較すると、代謝機能や肝機能の低下だけでなく、学習および記憶障害も誘発した。しかし、ケルセチンは投与量依存的に、モリスの水迷路のスコアを改善した。ケルセチンはまた、NAFLDで低下した血中および海馬中の骨髄細胞の数を回復させた。