精子パラメーター・精巣組織・性ホルモンに関するケルセチンの影響: システマティックレビュー
Impact of Quercetin on Sperm parameters, Testicular Tissue, and Sex Hormone: A Systematic Review
- 出典:
- Jorjani Biomedicine Journal
- 2021
- 9 (4)
- 33-54
- DOI:
- 10.52547/jorjanibiomedj.9.4.33
- 要旨:
- ケルセチンの精子・精巣・性ホルモンへの影響をシステマティックレビューした。各種文献データベースにて"Quercetin" "Infertility" "Sperm" "Testicular tissue" "Sex hormones"をキーワードとして検索して得た計144報を対象にレビューした。結論として、ケルセチンは抗酸化作用を強化し、脂質過酸化と酸化ストレスを減する。ケルセチンはまた、アポトーシス促進遺伝子の発現を防ぐため、テストステロンが増加し、精子形成プロセスを促進する。