ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

リン化アルミニウムがラットに誘発する急性心毒性の、ルチンによる改善は可能か?

Can rutin ameliorate aluminum phosphide-induced acute cardiac toxicity in adult albino rats?

著作名:
Sahar M. Abo El Wafa
Heba A. El Noury
出典:
International Journal of Pharmacology and Toxicology
2020
8
8-14
DOI:
10.14419/ijpt.v8i1.29973
キーワード:
ラット
リン化アルミニウム
心毒性
ルチン
動物実験
要旨:
リン化アルミニウムで惹起したラットの心毒性を、ルチンが効果的に保護した。リン化アルミニウムは心拍数と心電図のST上昇をもたらしたが、ルチンの投与は、これらを著しく下げた。ルチンはTNF-αとIL-6の活性を低下させ、H-FABPを減少させた。またルチンは、マロンジアルデヒドとカスパーゼ-3を減少させ、GSHを増大させた。