ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

フルクトースで誘発したラットのメタボリックシンドロームにおける、運動とケルセチンの効果

Effect of Exercise and Quercetin in Rats with Metabolic Syndrome Induced with Fructose

要旨:
フルクトースで惹起したメタボリックシンドロームのラットに、トレッドミルによる有酸素運動もしくはケルセチンの投与の効果を比較した。運動は生化学的パラメータ(血中中性脂肪、LDL、グルコース)の改善に有効であった。一方ケルセチンは、収縮期血圧の低下、インスリン値の正常化、血中中性脂肪の低下、体脂肪の低下が顕著であった。