ドキソルビシンがラットに誘発した心筋毒性への、ケルセチンとカプトプリルの薬力学相互作用
Pharmacodynamics Interaction of Quercetin and Captopril on Doxorubicin Induced Myocardial Toxic Rats
- 出典:
- Biointerface Research in Applied Chemistry
- 2022
- 12
- 3002 - 3011
- DOI:
- 10.33263/BRIAC123.30023011
- 要旨:
- 抗癌剤ドキソルビシンで惹起した心筋毒性から、ケルセチンもしくはカプトプリル(既存降圧剤)がラットを保護した。ケルセチンまたはカプトプリルを予め投与すると、ドキソルビシンによるALT・AST・クレアチンキナーゼ-MB・乳酸脱水素酵素の急激な上昇を抑制した。それぞれの単独投与は顕著な効果を認めたが、両者を組合せると効果が弱まった。