ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

分裂促進因子で刺激した脾細胞および胸腺細胞の生存率と機能は、ルチンが変化させる

Flavonoid Rutin Alters the Viability and Function of Mitogen-Stimulated Splenocytes and Thymocytes Compared with Non Stimulated Cells

要旨:
ラット由来の脾細胞・胸腺細胞を、分裂促進因子を添加して培養すると、細胞のアポトーシスが見られる。しかし、ルチンを添加すればアポトーシスを防止でき、ルチンによる脾保護効果を示唆している。またルチンは、血糖値とHbA1cを減少させ、TNF-α・CRP・BNPの発現も抑制した。