ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ジメチルニトロサミンが誘発する急性脾損傷にて、酸化ストレス・炎症・アポトーシスを調節するケルセチンの役割

The role of platelet rich plasma and quercetin in alleviating dimethylnitrosamine-induced acute spleen injury through regulating oxidative stress, inflammation and apoptosis

著作名:
ASMAA M. ZAAZAA
NADIA NOBLE-DAOUD ANISS
出典:
International Journal of Pharmacy and Pharmaceutical Sciences
2020
12
17-25
DOI:
10.22159/ijpps.2020v12i5.37097
キーワード:
N-ニトロソジメチルアミン
ラット
ケルセチン
脾保護
抗酸化作用
抗炎症作用
動物実験
要旨:
N-ニトロソジメチルアミンで惹起したラットの脾臓の損傷を、ケルセチンが効果的に保護した。N-ニトロソジメチルアミンは、脾臓中のマロンジアルデヒド・過酸化水素・キサンチンオキシダーゼを上昇させ、SOD・CATを減少させ、C反応性蛋白質・IL-6・NF-κB・LT-C4を上方調節した。ケルセチンの投与は、このような酸化ストレスと炎症を改善した。