ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

デルタメトリンが誘発する免疫毒性とケルセチンによる保護

Deltamethrin-Induced Immunotoxicity and its Protection by Quercetin: An Experimental Study

著作名:
Anoop Kumar
Meenakshi Gupta
Ruchika Sharma
Neelima Sharma
出典:
Endocrine, Metabolic & Immune Disorders - Drug Targets
2020
20
67 - 76
DOI:
10.2174/1871530319666190410144540
キーワード:
デルタメトリン
免疫毒性
分子ドッキング
脾細胞
アポトーシス
ケルセチン
脾保護
要旨:
デルタメトリンは汎用されている殺虫剤だが、免疫系に有害である。CD4・CD8・CD28の各受容体との高い親和性をコンピュータで仮想スクリーニングした結果、ケルセチンを候補化合物として見出した。脾細胞にデルタメトリンを作用させると、カスパーゼ-3が増大してアポトーシスを推進する。しかし、ケルセチンは濃度依存的な阻害作用を示した。