ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

P38/PPAR-α経路を介するアポトーシスとオートファジーの阻害により、イソラムネチンはマウスに肝保護作用を発揮する

Isorhamnetin: A hepatoprotective flavonoid inhibits apoptosis and autophagy via P38/PPAR-α pathway in mice

要旨:
コンカナバリンAで惹起したマウスの急性劇症肝炎を、イソラムネチンが効果的に緩和した。イソラムネチンは、血中および肝組織中の炎症誘導性サイトカインを減少させ、肝臓の損傷を修復した。イソラムネチンはまた、P38/PPAR-αパスウェイに関与して、アポトーシス関連物質Bcl-2の発現を下方調節し、肝組織のアポトーシスとオートファジーを阻害した。