ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ストレプトゾトシンが誘発した糖尿病ラットの脳における、多機能防御酵素グリオキサラーゼ1のケルセチンによる増強

Enhancement of glyoxalase 1, a polyfunctional defense enzyme, by quercetin in the brain in streptozotocin-induced diabetic rats

著作名:
Xia Zhu
Ya-qin Cheng
Qian Lu
Lei Du
Xiao-xing Yin
Yao-wu Liu
出典:
Naunyn-Schmiedeberg's Archives of Pharmacology
2018
391
1237–1245
DOI:
10.1007/s00210-018-1543-z
キーワード:
糖尿病性脳症
ケルセチン
抗酸化作用
抗炎症作用
終末糖化産物
ラット
動物実験
要旨:
ストレプトゾトシンで惹起した糖尿病性脳症モデルラットを用いる、ケルセチンの薬効評価。ケルセチンは、グルタチオンを増大させ、SODを活性化させ、終末糖化産物とマロンジアルデヒドを減少させた。ケルセチンは又、炎症性マーカー(TNF-α・IL-1β・COX-2)を顕著に減少させた。