アルコールが新生児に誘発する肝損傷およびリンパ組織損傷における、ケルセチンの保護効果
The protective effect of quercetin in the alcohol-induced liver and lymphoid tissue injuries in newborns
- 要旨:
- 妊娠したラットにエタノールを与えた際の、新生児の肝臓およびリンパ系への悪影響を、ケルセチンが防止した。エタノール群から生まれた新生児ラットの肝およびリンパ組織中では、マロンジアルデヒドが増加し、グルタチオン・グルタチオン還元酵素・SOD・カタラーゼの減少が見られた。しかしケルセチンの共投与は、このような異常を防止した。