ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

アルコールが新生児に誘発する肝損傷およびリンパ組織損傷における、ケルセチンの保護効果

The protective effect of quercetin in the alcohol-induced liver and lymphoid tissue injuries in newborns

著作名:
Erdal Ince
出典:
Molecular Biology Reports
2020
47
451–459
DOI:
10.1007/s11033-019-05148-0
キーワード:
妊娠ラット
エタノール
新生児
ケルセチン
肝保護
リンパ系
動物実験
要旨:
妊娠したラットにエタノールを与えた際の、新生児の肝臓およびリンパ系への悪影響を、ケルセチンが防止した。エタノール群から生まれた新生児ラットの肝およびリンパ組織中では、マロンジアルデヒドが増加し、グルタチオン・グルタチオン還元酵素・SOD・カタラーゼの減少が見られた。しかしケルセチンの共投与は、このような異常を防止した。