甲状腺機能亢進症が誘発した肝障害は、ケルセチンがNrf2シグナル伝達経路を介して軽減する
Quercetin alleviates hyperthyroidism-induced liver damage via Nrf2 Signaling pathway
- 出典:
- BioFactors
- 2020
- 46
- 608-619
- DOI:
- 10.1002/biof.1626
- 要旨:
- 甲状腺ホルモンの一種L-チロキシンで惹起した甲状腺機能亢進症モデルラットの肝臓の損傷を、ケルセチンが保護した。サイロキシンが引起したトリヨードチロニンの増大と酸化ストレスを、ケルセチンが正常化した。また、ケルセチンの肝保護作用は、Nrf2伝達経路を経由している。