ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

メトトレキサートがラットに誘発する肝毒性に対する、ケルセチンの保護効果および治療効果: 生化学的・組織学的・免疫組織化学的研究

Protective and Therapeutic Effects of Quercetin on Methotrexate Induced Hepatotoxicity in Adult Albino Rats: Biochemical, Histological and Immunohistochemical Study

著作名:
Eman El Bana
Kamal M. Kamal
出典:
The Egyptian Journal of Histology
2020
43
220-229
DOI:
10.21608/EJH.2019.12675.1117
キーワード:
メトトレキサート
ラット
ケルセチン
肝保護
肝類洞の膨張
動物実験
要旨:
メトトレキサートで惹起したラットの肝毒性を、ケルセチンが効果的に保護した。ケルセチンの事前投与もしくはメトトレキサートとの同時投与は、肝臓組織の損傷を軽減した。事前 vs. 同時投与は、前者の方が効果的であったが、肝類洞の膨張の緩和は唯一の例外で、後者の方が優れていた。