肝線維症のモデルにおける、TGF-β1発現とmiR-21およびmiR-122との相関: アトルバスタチン・クルクミン・ケルセチンの効果
Effect of Atorvastatin, Curcumin, and Quercetin on miR-21 and miR-122 and their correlation with TGFβ1 expression in experimental liver fibrosis
- 出典:
- Life Sciences
- 2020
- 259
- 118293
- DOI:
- 10.1016/j.lfs.2020.118293
- 要旨:
- ラットに胆管結紮を施すとsham群に比べて、肝線維化の主原因蛋白質TGF-β1およびmiRNAのmiR-21の発現が顕著に増大し、同じくmiRNAのmiR-122の発現は減少した。ケルセチン、クルクミン、アトロバスタチンのそれぞれを胆管結紮群に投与すると、同レベルにて、TGF-β1・miR-21を下方調節し、miR-21を上方調節した。