ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ラミプリルとルチンの組合せはin vivoで複数のストレス経路を標的として、アロキサンが誘発した糖尿病性腎症を軽減する

Combination of ramipril and rutin alleviate alloxan induced diabetic nephropathy targeting multiple stress pathways in vivo

著作名:
Divya Ganesan
Ashlesha Holkar
Abhishek Albert
Eldho Paul
Jayalakshmi Mariakuttikan
Govindan Sadasivam Selvam
出典:
Biomedicine & Pharmacotherapy
2018
108
1338-1346
DOI:
10.1016/j.biopha.2018.09.142
キーワード:
糖尿病性腎症
ラミプリル
ルチン
腎保護
ラット
動物実験
要旨:
降圧剤ラミプリルとルチンとを共投与すると、アロキサンで惹起した腎毒性(糖尿病性腎症の病態モデル)を効果的に緩和した。両者の組合せは、小胞体ストレスの指標であるGRP78およびCHOPを低減した。また、組織病理解析の結果、組合せは尿細管間質性損傷も抑制していた。