ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ベンゾ[a]ピレンの長期亜慢性暴露がラットの肝臓に及ぼす影響と、メナジオン・ケルセチン・トコフェロールの治療効果

Effects of prolonged subchronic benzo(α)pyrene exposure on rat liver morphology and CYP1A expression during treatment with menadione, quercetin, or tocopherol

著作名:
M. L. Perepechaeva
N. V. Gubanova
A. Y. Grishanova
出典:
Drug and Chemical Toxicology
2022
45
1587-1596
DOI:
10.1080/01480545.2020.1849270
キーワード:
ベンゾ[a]ピレン
ラット
ケルセチン
トコフェロール
メナジオン
肝保護
動物実験
要旨:
ベンゾ[a]ピレンをラットに長期間投与した際の、各種抗酸化物質(ケルセチン、トコフェロール、メナジオン)の肝保護効果を検証した。薬物代謝酵素CYP1Aの発現および活性に影響を及ぼさない範囲で、低用量のベンゾ[a]ピレンを90日間投与した。肝臓形態の改善効果は、トコフェロール(良好) > ケルセチン(やや良好) >> メナジオン(反って悪化)であった。