二酸化チタンナノ粒子がラットに誘発する肝毒性に対するケルセチンの効果
Quercetin Effects on Hepatotoxicity Induced by Titanium Dioxide Nanoparticles in Rats
- 出典:
- Jundishapur Journal of Natural Pharmaceutical Products
- 2020
- 15
- e83523
- DOI:
- 10.5812/jjnpp.83523
- 要旨:
- 二酸化チタンナノ粒子で惹起したラットの肝毒性を、ケルセチンが効果的に予防した。予めケルセチンを投与すると、二酸化チタンを作用させた際の肝組織の病変・マロンジアルデヒドの上昇・カタラーゼおよびSODの活性低下・血中の各種バイオマーカー(ALT/AST/ALP)の上昇を抑えることが出来た。