ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ブロッコリー由来のケルセチンは、TGFβ-1を下方調節し、肝星細胞の活性化を停止して、マウスの肝細胞の線維化を減衰させる

Quercetin Extracted from Broccoli Attenuates the Renewal of Hepatic Cells via Downregulation of TGFβ-1 and Arresting of HSCs Activation in Mice

著作名:
Nabila Zein
Fathy Yassin
Marwa Othman
出典:
Biointerface Research in Applied Chemistry
2021
11
12348 - 12363
DOI:
10.33263/BRIAC114.1234812363
キーワード:
四塩化炭素
マウス
肝保護
肝線維化
肝星細胞
動物実験
要旨:
四塩化炭素で惹起したマウスの肝細胞の線維化を、ケルセチンが効果的に改善した。四塩化炭素が増大させたALT・AST・TGFβ-1・IL-6は、ケルセチンの投与が減少させた。ケルセチンはまた、肝細胞内の再生マーカーPCNAを上昇させ、四塩化炭素による肝星細胞の活性化を停止して、線維化した肝細胞を修復した。