セレコキシブがラットに誘発した肝障害の分子標的メカニズムと、メラトニンとケルセチンの有望な予防的役割
Molecular target mechanisms of celecoxib induced liver damage in rats and the potential prophylactic roles of melatonin and/or quercetin
- 出典:
- Journal of Pharmacy & Pharmacognosy Research
- 2021
- 9
- 397-408
- DOI:
- ?
- 要旨:
- ケルセチンとメラトニンは、非ステロイド炎症鎮痛薬セレコキシブが惹起したラットの肝毒性を緩和した。セレコキシブは肝臓中のコハク酸脱水素酵素とATPを減少させ、ADP・マロンジアルデヒド・一酸化窒素・TNF-α・NF-κB・カスパーゼ-3を増加させた。しかし、ケルセチン、メラトニン、あるいは両者の組合せを共投与すると、この様な異常の軽減を認めた。